家庭教師の下準備

家庭教師の下準備

家庭教師と塾の講師は全く違う事は、今更声を大にするまでもありません。いわゆる講義形式で指導に当たる場合、決められた時間内に複数の生徒に対し、基本一方通行の指導を行うスタイルとなります。個別指導塾の場合は同じ教室内の生徒1人1人との質疑応答になりますが、それでも「1対多で生徒側が基本受け身」である点は共通しています。
対して家庭教師は常にマンツーマンであり、年間を通じて塾など教育機関側が準備したカリキュラムの指定などはありません。いわば毎回毎回がアドリブであり、どのような教材を用いどう指導するのかは、家庭教師の判断に全て委ねられています。

東大生の家庭教師も当然、受け持った生徒にベストマッチの教材探しから、どのように指導を展開するのか、自身の頭の中のシミュレーションを欠かす事はありません。家庭教師は単なる「勉強詰め込みマシン」では無く、生徒にいかに心を開いて貰うのか、人と人としての距離感と信頼関係が重要ですので、そうしたコミュニケーション手段に関しても下準備が欠かせません。自身が東大生というステータスを巧みに活用するのか、あるいは別の何らかの共通点を見出し、そこから人間関係を構築して行くのか、この点に関しては東大生も他の大学生も「スタートは同じ」なのです。